「パワポの作り方は知ってるけど、なんかダサい...」「毎回毎回パワポの作成のときに悩んで、結局標準テンプレートだけ使っている」
最近、学期末の最終発表会を控えた理系1回生たちが悩んでいる声です。もちろん理系に限らず文系でも同じ声は聞こえるでしょう。
今回はそんな学生に向けた「絶対伝わる」「絶対勝てる」パワポの作り方がわかる方法を紹介。
本記事は大学に入ってすぐの1,2回生向けのプレゼン資料の作成について言及しています。学会のお作法とか、各流派など学年が進むたびにいろいろ追加されたり消されたりすることはありますがご了承を。
まずはもちろんコンテンツ
まず、重要なのはもちろんコンテンツなのですがそれは言うまでもないですね。 自分で実験を行うなり、アンケートをするなり、調べるなり、必要なものを揃えてください。
しかしプレゼンで重要なのはこれらをどのように相手に伝えるか!!! なのです。意外とコンテンツで勝ってても、これが下手過ぎて悪い評価の子もいるので不憫なんですよね。
3つのするべきこと、3つのやっちゃダメなこと
そこで覚えておいてほしいそれぞれ3つのポイント。
やるべきこと
- タイトルバーとリード文を入れること
- 簡潔に伝えること
- 強調はオレンジか青を使うこと
やっちゃダメなこと
- バラバラなスライドを使うkと
- 長い文章を入れること
- 超カラフルにならないこと
これらを守ってください。では順に例を見ていきましょう。
いい例
できるだけシンプルに、そして必要なことは確実に伝えることがプレゼンの絶対条件です。
ちなみに、強調にオレンジか青を使うのは色覚異常者への配慮です。意外と皆さん知られていないようなので、広めていきたいところ。
悪い例
正直悪い例とか作るのに時間かけすぎで、こんなの作ってる時間無駄ですね。はい。
画像に書いている中身は全部ダメなので、何がダメなのか確認
- 文字サイズが大きすぎ
- フォントが太くてうるさい(何が重要なのか直感的にわからない)
- 文字量が多すぎて分かりづらい
- 色が多くて、何が重要なのかわからない
- 文書体裁が悪く、このスライドが何をしめしているのかが直感的にわからない
まとめ
まずは、1,2回生でも直ぐにできるスライドのデザインに関してのお話でした。 あくまでも、ここで話していることはホントの入門用の情報なので、詳しいことなどに関しては、更に勉強していくことをおすすめします。
このようなデザインに関する情報は、「伝わるデザイン」というサイトで一気に確認できます。伝わるデザイン
書籍も販売されています。個人的には書籍版のほうが詳しく解説されていて、ハンドブック的にすぐに出せるのでおすすめですね。

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ちなみに資料阪もでていますね。プレゼンは資料含めて、というところも多いのでこちらも良さげ。

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ちなみに今回お話している内容。私が所属している大学で実際に私が講座をするときにお話することです。
次回はプレゼンの禁則事項とかを紹介していきます。
みんなで強くなって、みんなでハッピーになりましょう。